服装選びのポイント
清潔感
常に清潔でアイロンがけされた服を着ることが重要です。シワや汚れがないことを確認しましょう。旅行中は持ち運びの際にシワができやすくなりますので、シワが付きやすい素材は避け、ポリエステルやウールブレンドなど、シワになりにくい素材を選ぶとよいでしょう。
スーツケースの中でシワができてしまったら・・・
宿泊先でアイロンを借りられる場合は問題ありませんが、アイロンがない場合でも対処方法があります。シワの部分を軽く湿らせて、少し引っ張りながらドライヤーの温風を当てると、シワが改善されます。また、軽いシワであれば、入浴後の湿度が高い浴室に衣類を掛けておくだけでも、シワ取り効果が期待できます。
適度なフォーマル感
ビジネスカジュアルとは言え、あまりカジュアルすぎない服装を選び、研究者としてのプロフェッショナルな印象を与えることが大切です。Tシャツやジーンズ、また過度な露出、サンダルは避けましょう。発表やウェルカムレセプションなどであれば、襟付きのシャツやジャケットがあると役立ちます。
快適さ
長時間のセッションや移動があるため、快適に過ごせる服装を選びましょう。特に靴は旅先での疲れを溜めないためにも重要です。長時間履いても疲れない、履きなれた靴を持参しましょう。新しい靴は避け、足に馴染んだものが最適です。
また、学会中は鞄を持ち歩く時間が長く、また中身の出し入れも頻繁にする必要がありますので、軽量で機能的なバックパックやショルダーバッグが好まれます。バックパックのカジュアルさが気になる場合は、ビジネスシーンに馴染むスマートなデザインのものがおすすめです。
宗教的配慮
一部の国では、宗教的な理由から肌の露出を控える必要があります。例えば、中東やインドなどでは、女性は膝や肩を隠す服装が望ましい場合があります。