海外出張にもパソコンやスマートフォンが欠かせなくなってきました。パソコンがあれば出張中のスキマ時間に別の仕事を片付けることもできますし、メール連絡やネットでの情報収集などは、特に慣れない国へ行く時には必要不可欠な存在になっています。

ところで、海外出張先ではどのようなネット環境を使われていますか？
無料Wi-Fiを使っているけど安全性が気になるという方や、学会場で無料Wi-Fiを使ってみたら遅くて不便だったという方は、日本から準備していくことも一度検討してみてはいかがでしょうか。

海外でインターネットを使う方法は、主に次のようなものがあります。それぞれメリットやデメリットがありますので、出張先や期間などに合わせて選ぶのがおすすめです。

• レンタルWi-Fi
• 海外データローミング
• SIMカード
• 無料Wi-Fi

レンタルWi-Fi

手軽な方法の１つに、海外用Wi-Fiルーターのレンタルがあります。定額プランとなっているので通信料を気にしなくてよいのも安心できるポイント。ルーターの受け取りや返却は空港でできることもあります。

TRiP-Aが契約している「GLOBALWiFi」と「Wi-Ho BiZ」の料金プランやサービスを比較してみました。以下は１日あたりの利用料金です。

(*)GLOBAL WiFiは上記リンクからお申込みいただくことで、レンタル料金が5％OFF、安心補償パック（300円）と受渡手数料（500円）が無料になります！

海外データローミング

日本で契約している携帯電話会社が提供するデータローミングサービスを利用することもできます。データローミングとは、国内で利用しているデータ通信端末（スマホなど）を用いて、現地の通信事業者のネットワークでデータ通信を行う機能のこと。つまり、普段使っているスマホがそのまま海外でも使えるというサービスなのでとても便利ですね。
docomoの「海外パケ・ホーダイ」やソフトバンクの「海外パケットし放題」など、定額プランを利用すれば使いすぎの心配もありません。

一例としてdocomoのデータローミングサービスをご紹介します。

SIMカード

SIMフリーのスマートフォンや、SIMロック解除をしたスマートフォンがあれば、SIMカードを入れ替えて利用することができます。「SIMカード」とは、利用者情報や電話番号などの情報を記憶したチップで、これを挿入することでスマートフォンを使用することができます。このSIMカードを現地通信会社のものに変えることで、現地の通信ネットワークが使えるというわけです。
プリペイド式なので、利用料金を把握できるのも安心です。

無料Wi-Fi

日本と同じようにホテルやカフェなどで無料Wi-Fiを利用できる施設があるので、これを利用するのも便利です。ただし誰でも利用できる無料Wi-Fiは便利である一方で、安全性が不透明な現状もあります。無料Wi-Fiの中には利用者の通信内容を盗み取ることを目的として設置された悪質なものもあるので注意が必要です。
海外で利用する場合は、そのWi-Fiサービスの提供者が明らかでパスワードが設定されているものしか使わない、利用する場合もクレジットカード番号など重要な個人情報の入力は避ける、などの対策をすることをおすすめします。