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アメリカ出張ガイド:事前準備・入国

アメリカ

入国要件

パスポート

帰国日まで有効である必要があります。ただし、入国時に90日以上有効であることが望ましいです。また、少なくとも1ページの空白ページが必要です。

ビザ(査証)

90日以内の滞在であれば不要です。ただし、事前にESTA(電子渡航認証システム)の取得が必要です。
90日を超えて滞在する場合や、ESTAの承認が下りなかった場合は、ビザの取得が必要となります。

ESTAは少なくとも出発の72時間前までに承認を得る必要がありますが、万一承認が下りないことも想定してフライトが確定したら早めに申請することを推奨します。

関連記事:【2024年最新】ESTA申請ガイド: アメリカ入国のためのビザ免除プログラム

アメリカ出張のための事前準備

TSAロックのスーツケース

アメリカ(グアムやハワイ含む)では、スーツケースなど預入手荷物のスクリーニング検査を行いますが、TSA係員が抜き打ちで鞄の目視検査をすることがあります。そのため、鞄は施錠しないか、TSA認可のTSAロックを使う必要があります。鍵をかけている場合、TSAが鍵を壊して検査しても損害補償はありません。アメリカへの旅行には、TSAロックのスーツケースを選びましょう。

プラグと電圧

プラグの形状

プラグは日本と同じAタイプとなりますので、日本の電化製品は変換プラグなしで使用可能です。
※差込口が3つ穴のものもありますが、1つはアース用のため2つ穴に差し込む形で使用して問題ありません。

電圧

電圧は120Vです。日本は100Vのため、電圧の違いに注意が必要です。

ノートパソコンやタブレット、スマートフォン、デジカメ、電気シェーバーなどは、最近のものであれば変圧器なしでそのまま使えます。しかし、電気ケトル、ヘアドライヤー、ハンディスチーム、アイロンなどの発熱器具は、120Vの電圧に対応しているか確認してください。非対応の場合は変圧器が必要となります。また、長時間使用すると過熱することがあるので、使用時間を区切るなどの配慮が必要です。

アメリカ到着後の入国審査と国内線乗り継ぎの流れ

アメリカでは最初に到着した空港で入国審査を行い、米国内線に乗り継ぐ場合は再度チェックインをする必要があります。

1. 飛行機を降りる

  • 到着した空港で飛行機を降り、入国審査エリアへ向かいます。空港の案内標識に従い、"Immigration" または"Passport Control"と書かれた方向に進みます。
  • 入国審査で必要な書類を準備します。通常は以下のものが必要です。
    - 有効なパスポート、ビザ(またはESTA承認)
    - 税関申告書(必要な場合)
    - 航空券の控えや滞在先の住所情報

2. 入国審査 Immigration

■ 入国審査官との面談
  • 通常の入国審査レーンに並びます。
  • 自分の順番が来たら、入国審査官にパスポートと必要書類を提出します。
  • 審査官から目的や滞在先、滞在期間などの質問を受けます。
  • 指紋採取と顔写真の撮影を行います。
■ 自動入国審査機(APC)の利用(該当者のみ)

利用対象者:ESTA申請者かつ、ESTA認証による渡航が2回目以降の方

  • 自動入国審査機(APC: Automated Passport Control)の指示に従ってパスポートをスキャンし、質問に答えて顔写真を撮影します。

参考サイト:在日米国大使館/領事館:自動パスポートコントロール (APC)

■ モバイルパスポートコントロール(MPC)の利用(該当者のみ) NEW!

利用対象者:ESTA申請者かつ、ESTA認証による渡航が2回目以降の方
Mobile Passport Control(MPC)は、米国国境警備局(CBP)が提供するモバイルアプリで、米国入国手続きを簡略化し、審査の待ち時間を減らします。このアプリを使って渡航や税関申告情報を申請すると、米国空港で専用レーンを利用できます。
参考サイト:米国国境警備局:Mobile Passport Control (MPC)(英語のみ)

関連記事:アメリカ入国をスムーズに!モバイルパスポートコントロール(MPC)の利用ガイド

3. 荷物受け取り Baggage Claim

  • 入国審査が終わったら、荷物受取エリア(Baggage Claim)へ向かいます。
  • ターンテーブルでスーツケースをピックアップします。

4. 税関審査 Customs

  • 税関審査エリア(Customs)で、税関申告書(必要な場合)を提出します。
  • 税関審査官が荷物をチェックする場合があります。

5. 国内線への乗り継ぎの手続き

  • 税関審査を終えたら、国内線の乗り継ぎ手続きを行います。通常、国際線到着エリア近くに国内線の荷物預けカウンターがあります。
  • 荷物を国内線用に預け直します。
  • 次のフライトの搭乗券を持っていない場合は、航空会社のカウンターで受け取ります。
  • 手荷物検査とボディチェックを受け、国内線に搭乗します。