国土交通省の資料「機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例 」のなかで、「ポスター・掛け軸等の収納ケース」は機内持ち込みにバツ印(不可)が付けられていますが、次の注意書きが記載されています。
長さ70cm以下のものは持込可能。
紙製やプラスチック製のもの等で凶器にならないと判断された場合は70cmを超えるものであっても持込可能。
A0サイズのポスターを折らずに入れるには長さ約90cmの筒が必要になります。
上記の但し書きによれば、航空会社の許可があれば持ち込むことができるということになるでしょう。ここで重要なのは、航空会社の判断によるという点です。チェックインカウンターでは係員に、危険物ではないこと、重要なものなので紛失しては困ること、などをしっかりと説明して理解を求めるようにしましょう。
海外の体験談
(インターネット上で確認できた体験談で、当社のお客様のものではありません)
- 去年、ドイツからアメリカに飛んだ時は普通サイズのポスターチューブを持っていて、頭上の収納に入れることができたよ。でも、同僚たちはかなり大きなチューブを持っていて、乗務員がどこか前の方に置いてくれたみたい。
- 鞄と身の回り品に加えてポスターチューブを持っていたことがあるんだ。チューブは、頭上の収納の後ろにバッグを前にして置けるし、もし窓側の席なら、足と壁の間に押し込むこともできるよ。
- ただ持ち込めばいいんだよ。チューブとリュックを持ち込んで問題があったことは一度もないんだ。最悪の場合でも、ゲートで預けさせられるくらいだよ。
- 僕の知っている人は、身の回り品として持ち込んでいるよ。(僕はいつも他の人のチューブにポスターを忍ばせているから、自分の経験はないけどね、笑)
- 問題があったことは一度もないよ。もしチューブにストラップがついていないなら、絶対につけることをおすすめするよ。以前、ストラップのないチューブを持って行ったら、二回も空港に置き忘れてしまってね。結局、イベントでポスターを再印刷しなければならなかったんだ。
- リュックと鞄、それにポスターチューブを全部機内に持ち込んだことがあるけど、誰にも何も言われなかったよ。チューブは大抵、頭上の収納にちゃんと入るし、短いフライトなら立てて持っていればいいんだ。