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ところで今、コロナの渡航規制はどうなっているの?

海外出張

これから夏・秋と、学会シーズンに入りますね!
ここ数年はオンライン開催となっていた学会も多いのではないかと思いますが、「久しぶりに海外出張へ・・・」とのお問い合わせを多くいただくようになってきました。
日本国内もたくさんの訪日客で賑わっていて、日常が戻ってきたようでとても嬉しい気持ちになりますね!!

各国の入国規制の現状

日本の入国規制は4月29日に撤廃されましたが、海外諸国はどうなっているのでしょうか?
ワクチン接種証明や検査が必要なのかどうか、これから出張や観光で海外に行こうと計画しておられる方は気になるところかと思います。

ざっくりとですが、主要な渡航先はほぼ撤廃されていると言えそうです。
下に掲載の地図が、IATA(国際航空運送協会)が公開しているCOVID-19 Travel Regulations Map (2023年6月12日現在)になります。


参考:https://www.iatatravelcentre.com/world.php

入国規制が残っている国への渡航準備

主要な渡航先の入国制限はほとんど撤廃されているものの、上の地図からも確認できるように、まだ入国制限が完全撤廃されていない国もあります。
この中で比較的出張されることが多い、中国・インド・フィリピンの現在の入国制限を見てみましょう。
※入国制限は変更しやすいため、最新情報を確認されることをお勧めいたします。

中国

- 出発前48時間以内にPCR検査、または抗原検査を実施し、陰性である必要があります。
- 出発前にオンライン上で「出入国健康申告書」に記入し、QRコードを提示する必要があります。

インド

地図上では「Partially Restrictive」と区分されていますが、日本からの旅客に対してはPCR検査の義務付けは廃止されています。ただし、出発地を問わず、インドに到着する全国際線旅客の2%に対する、到着時の空港におけるランダム検査は継続されています。

フィリピン

到着時に抗原検査を実施していますが、以下の条件に該当する場合は免除されます。
-出発の15日前までにワクチン接種を完了し、証明書を提示できる場合
-出発する24時間前までに受けた抗原検査で陰性の証明書を提示できる場合

また、フィリピンに入国する人は全員、事前にオンラインで「eArrival Card」を登録し、チェックイン時と到着時にQRコードを提示する必要があります。
eArrival Card 登録URL:https://etravel.gov.ph/

日本に帰国するときは・・・?

2023年4月29日以降、日本に帰国(入国)する際の水際対策は廃止されています。また、Visit Japan Web(*1) での検疫手続きの事前登録も不要となっています。

(*1) Visit Japan Web について:
検疫手続きの事前登録は不要となりましたが、一連の入国手続きの中で「入国審査」と「税関申告」については引き続きオンラインで行うことが可能です。海外から入国される方のほか、日本に帰国される方も利用することができます。
 
 


 
いかがでしょうか?
まだ入国制限が撤廃されていない国もありますが、よく学会が開催される国や人気の観光地などは、ほぼコロナ前のように規制なく入国することができるようになってきています。

入国制限は今後の感染状況により変更される可能性があります。
各国の入国制限の詳細については、外務省海外安全ホームページ にも掲載されていますので、海外渡航を計画しておられる方は最新情報を確認するようにしてください。