パスポートの偽変造対策として、人定事項ページ(顔写真や名前などが掲載されるページ)にプラスチック基材が採用され、セキュリティが大幅に強化されます。
外務省によると、個人情報が登録されたICチップ内蔵ページと顔写真ページを一体化し、特殊レーザーで印字することで、複写が難しく偽造が困難になるとのことで、すでにアメリカやイギリスなどで導入されています。
注意点
この変更により、これまで各都道府県で行われていた作成業務が国立印刷局に集中することになり、申請から発行までにかかる日数が従来より長くなる場合があります。
残存有効期間の確認を!
多くの国では入国時に6カ月以上の残存有効期間が必要です。残存有効期間が不足している場合は、空港で搭乗拒否となりますのでご注意ください。出張が決まったらまずパスポートの有効期限を確認し、必要に応じて早めに更新手続きを行いましょう。
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